緊急地震速報／仙台放送の対応

「緊急地震速報」放送対応について

　2007年10月1日から、気象庁が「緊急地震速報」の一般向け情報提供を開始しました。仙台放送でもそれにあわせて、視聴者の皆様に情報の提供を開始しました。
　この「緊急地震速報」は、震源に近い地震計(2ヶ所)が捉えた初期微動(P波)で震源、規模(マグニチュード)及び揺れの強さ(震度)を推定し、「最大震度5弱以上」の地震が発生した際に震度4以上と推定される地域の名前を、強い揺れが来る前(数秒～数十秒前)に利用者にお知らせするものです。

　放送対応設備等の整備状況等から、当面は気象庁からの「緊急地震速報」との時間差が生じたり、送出が間に合わないケースも懸念されます。しかしながら、仙台放送では、この「緊急地震速報」について、報道機関としての公共性を果たす意味で重要な情報と判断し、地震被害の軽減につながることが期待される有益な情報と捉え、迅速な情報提供に努めて参ります。現在、より精度の高い形で、気象庁からの速報を放送を通して視聴者の皆様に提供するために、送出設備等のさらなる整備を進めています。